2011年度に実施した研究会活動

本年度は,グローバルビジネス研究会が早々に活動成果をまとめて,当初の目的を達成しました。

主に活動を活発化させたのはプロコーディネータ研究会で,オープンソース研究会と連携して小規模な地元企業のICT基盤ソリューションの検討に進みつつあります。

(1)グローバルビジネス研究会

本研究会は,2011年の通常総会併設セミナーで成果の報告を行いましたが,今年度は 3回の研究会を開催して最終 6月の研究会では 1年に及ぶ成果を総括しています。

次の取組みは事業化そのものであるため,一旦研究会の活動は停止しました。事業化の可能性に関しては,今後メンバー他からの提案がなされた際に個別に連携が可能かどうかを検討して進めることとしました。

(2)オープンソース研究会

前線における活動が可能なメンバー不足もあり,今年度は下記のプロコーディネータ研究会の取組みを側面から支援することが出来るかどうかの検討を行いました。

特に観光関連産業の活性化を進める上では,リアルとネットの相乗的な活用が決め手の一つとなることから,ネットにおける支援を担うことが要請されることになります。また,規模の小さな企業が多い観光関連企業ではICT投資に多額の資金を投入できない現実もあり,今後はこの面での支援を実践的に研究していくことにしています。

(3)プロコーディネータ研究会

本年度は,以下の活動を行いました。

  1. 支援スキルのブラッシュアップとして,クライアント企業が経営課題を明確に認識できるようにヒアリングによる戦略課題の明確化手法を整理しました。
  2. この手法を用いて,実際に伝統産業系観光関連企業を訪問支援することにより観光関連企業の活性化策を探りました。この活動はアクティブな研究会メンバーが 2名でコンビを組み,京都高度技術研究所を実施機関とする中小企業支援ネットワーク強化事業を適用しました。

今年度に取組んだ業種は,京人形,漆器,風呂敷,版画等の限定された範囲であり,観光関連産業全般に広げるには今後数年以上を要するプロジェクトになりますが,できるところから継続的に取組んでいくことにしています。

(4)ウェブビジネス研究会

立ち上げ事態が年末近くであり,今年度は研究会としての活動内容の検討を行いました。

ウェブビジネスはオープンソース研究会と並び,今後の中小企業に対する有効なICT経営のソリューションとなることから,2012年度に他の研究会との再編を経て活動する予定です。