商売に「棚から牡丹餅」はあるか? /安井 伸夫

「棚から牡丹餅」という諺があります。
思ってもみなかったことで幸運に恵まれたりしたら使いますよね。
「棚ボタ」と省略することもあります。
「棚ボタ」…なんと羨ましい響きなんでしょう。憧れちゃいます。
少なくとも悪いイメージはないでしょう。
現実に「棚から牡丹餅」的なことがあると、
すごく幸福な気分になりますし、
もっとないかなぁなんて厚かましい幻想すら抱いてしまいます。
では、商売に「棚から牡丹餅」はあるか?
という質問をすれば、あなたはどう思いますか?
YESと答える方もいらっしゃるし、NOと答える方もいらっしゃるでしょう。
YESでも正解でしょうし、NOでも正解かもしれません。
しかし、もしあなたが経営者なら、YESと答えてほしいものです。
棚の上にある牡丹餅を眺めながら、あぁ~おいしそうだなぁ、
自分のところに落ちてこないかなぁと思い、
牡丹餅が落ちてくるのをひたすら待つのは経営者のすることではありません。
経営者なら棚を揺らして牡丹餅を落とすか、
或いは、牡丹餅がのる棚をいっぱい作るのです。
商売流に言えば、牡丹餅はお客様であり、売上であり、利益です。
棚を作るということは、仕組む・仕掛けるということです。
だから経営者の仕事は棚から牡丹餅の「棚」を作ることなのです。
商売に「棚から牡丹餅」はあるか?…あります!
しかもその棚はあなたが意識的に作るものなのです。


■執筆者プロフィール

安井伸夫
有限会社経営サポート 代表取締役
安井税理士事務所 所長
税理士・社会保険労務士・ITコーディネータ
http://www.keiei-s.com

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