先の大戦の敗因は「情報の軽重」が重要原因/恩村 政雄

本未明、我が帝国海軍は……。
 1941年(昭和16年)師走8日真珠湾に奇襲攻撃。日本は何故、戦争に突
入し、近代戦で初めて敗れ去ったのか、を研究する有識者は後を絶たず、出版も
盛ん。日本の軍備はドイツに学び、アメリカの参謀システムはフランスに学んで
いる。これが先の大戦の勝敗を分ける。軍隊の中枢は参謀(日本陸軍は参謀本部、
海軍は軍令部)で、天皇の直属機関として作戦、用兵関連の統帥事項を一手に握
っていた。これは国民一人一人の生殺与奪の権限を握っていることを示す。その
参謀本部の機能として、作戦参謀と情報参謀のよき拮抗関係により、正しい作戦
が立てられるのは自明の理。しかし、日本が手本としていたドイツは、作戦参謀
重視、つまり勇ましい発言や行動が重視されるイケイケドンドンタイプて、情報
参謀は窓際部門。一方、フランスに学んだアメリカは、作戦と情報の両立があっ
てこそ初めて客観的判断に基づいた作戦が立てられるとの伝統で両参謀の軽重は
平等。むしろ優秀な人ほど情報へ。

 翻って今日の企業において作戦参謀と情報参謀に置き換えられるものは、経験
と情報システムではないだろうか。過去の成功体験を鼻にかけている幹部はコン
ピュータを軽視し、コンピュータ操作に熟練した人は、自ら創生した数字に溺れ
る。今日ほど経営者の目や行動が、天秤を要求される時期はない。片方の皿には
経験に裏打ちされた勘と度胸、片方の皿には客観的情報に基づく冷静な分析と仮
説。この天秤があってこそ、否、この天秤を常に重視する経営をとらなければ、
今日の経営環境を打破するのは困難である。

 情報はコンピュータ系の情報と共に、人間系の情報の平衡が求めれるのは当然
である。それにより、玉石混交が整理、胡散臭い情報が排除され、情報の質が高
められる。平衡がとれた天秤経営を実行する良策として、よき相談相手、よき顧
問等の言に謙虚に耳を傾けることが近道でもある。


■執筆者プロフィール

 恩村 政雄(おんむら まさお)

 長州萩の産、トラトラトラ(真珠湾攻撃)年の生まれ。10年前に安楽寺の法
主(ホッス)さんから、珍しくはないけど珍しい名前ですね、と言われました。
(京都市・府にはこの姓は自分だけかな?)明治維新前夜に郷土の先人が、京(
みやこ)を暗闘に巻き込み、かつ戦場にしたこと、後人として陳謝いたします。

 A電器メーカー勤務時の全国行脚のドブ板営業と、全社基幹情報システム構築
の数々のプロジェクトで蓄えたノウハウと必要に迫られ取得した資格を活かし、
京都圏活性化にお役立ちしたいと念じています。何なりと言ってください。腰は
軽いと自負しています。

O・B・C・C(Onmura ビジネス クリエーティブコンサルタンツ)主宰
Eメール :obcc.onmura@nifty.com

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コメント: 2
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