惰性に流されるな!/坂田岳史


読者の皆様こんにちは、ITC京都の坂田岳史です。
私は、ITコーディネータとして様々な企業様の経営改革やIT活用をご指導させ
て頂いております。私の担当では、その経験をベースとしたちょっと面白ネタ
を、お送りしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


先日テレビで、「交通事故防止のための道路改造」という番組をみていました。
交通事故の原因には、酒酔運転や脇見運転などドライバーの不注意が最も多い
そうですが、実は道路の形によっても事故が発生するそうです。
例えば、ゆるいカーブの後に急カーブがある道路では、ドライバーはゆるいカ
ーブを曲がった後に、次もたぶんゆるいカーブだろうと思い、スピードを落と
さずに急カーブに入っていくそうです。その結果、急カーブを曲がりきれずに
事故になるそうです。
実は、私は昔々関東に住んでいたことがあります。その頃、バス停でバスを待
っている間に、追突事故が何回も発生しました。それも同じ場所で。
今から思うとその道路は、信号機が2つ続けてあるのです。
それも、1つ目の信号と2つ目の信号の距離が以上に短いのです。
追突事故を起したドライバーはおそらく、1つ目の信号が青なので2つ目の信
号も青だろうと思って、スピードを落とさずに走ってきて2つ目の信号で信号
待ちで停車している車に追突したと思います。

先日、ある中小企業の社長さんに「今期の販売計画を見せてください」
と言ったところ、りっぱな販売計画を持ってこられました。
今期の売上計画は**億円でした。

坂田「この**億円の根拠は何ですか?」
社長さん「昨年が、**億円なので、たぶん今年もこんなもんだろう」
坂田「う~ん(^^;」

この社長さんの答え、どこかで聞いたことあるな~
「たぶん今年もこんなもんだろう」
「たぶん次もゆるいカーブだろう」
事故を起すドライバーと同じ感覚ですね。

多くの中小企業では、今期の経営計画や販売計画を作っていないところがたく
さんあります。仮に作っていたとしても、上の社長さんのように、前期がこん
なもんだから、今期もこんなものだろう。というように、非常に曖昧な計画を
作っておられるところが多いようです。
このような企業の場合、景気変動や得意先の事情により売上が大きく左右され
ることは言うまでもありません。
つまり、何もしないと不景気の昨今、売上はだんだんジリ貧になっていくので
す。私はこのような社長さんに会うと必ず「経営戦略を作りましょう」といい
ます。つまり、今のままでなく何かを変えようと言うわけです。経営戦略って
いうと、「ちょっと、難しいな~」と思われる社長さんも多いと思います。
しかし、そんなに難しく考えないで下さい。経営戦略とは自社が今後どのよう
なことに取り組んでいくかを体系的に表したものです。
我々ITコーディネータは、中堅・中小企業の経営戦略づくりのお手伝いから、
戦略実現のためのIT活用まで、トータルにサポートさせて頂いております。

実は、今年の夏に11社の中小企業の社長さんを対象に、自社の経営戦略策定
のための研修会を実施しました(http://www.kysa.co.jp/ITSSP/)。
みなさん、しっかりと自社の行く道を考えられ、現在その実現に取り組んでお
られます。この研修ですが、好評のため来年1月に再度企画されております。
実施が決定したら、また当メルマガでお知らせいたしますので、ぜひご参加下
さい。


■執筆者プロフィール

坂田岳史(Takeshi Sakata)
有限会社ダイコンサルティング代表取締役。
中小企業診断士、ITコーディネータ
コンピュータの裏の裏まで知り尽くした異色の経営ITコンサルタント。
大阪府/大阪市中小企業支援センター「経営・技術アドバイザー」
財団法人京都産業21「経営情報アドバイザー」
滋賀県産業支援プラザ「経営IT相談員」など公職多数
http://www.daiconn.co.jp

今回のメルマガは私の発行する「さかやんのコンサル日記」から抜粋したもの
です。
http://www.mag2.com/m/0000116110.htm
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