自宅でのリモートワーク対応【1】ビデオ会議に「ちゃんと」参加しよう(2)/積 高之

前回、急遽文章を付け足す必要があると思ったのは「回線」問題です。何人かの人が集まるセッションで、時々、異常に回線の貧弱な人がいます。個人宅から参加してるので仕方がない部分もあるのですが、最大の問題は「wifiを2.4GHz帯で使っている事」です。この2.4Ghz帯は実は電子レンジの周波数と同じなので、キッチンの近くにいる人がこれを使うと、電波干渉して雑音や遅延、切断の原因になります。
まず重要なことは ①wifiは5GHz側を使う です。普通のルーターのSSIDには末尾に-a とか-gとか、G-XXXとかA-XXXとかになっていることが多く、2つあれば「A」の方を選んでください。それが5GHz帯です。SSIDがこのパターンでない場合は、ルーターの取説をお読みください。取説は、普通メーカーサイトでダウンロードできます。(後述する5Gとは違う話なのでご注意。携帯の回線で5Gと言えば 5th Generation (第5世代)という意味です)。
 
ただし2.4Ghzでも5Ghzでもwifiの場合は階が違ったり、見通しが悪いと電波が飛びにくくなります。その場合はwifi中継機を間に挟むか、メッシュWifiというルーターが2〜3台セットになっているような機器を選んでください。これは少し費用がかさみますが、家中快適なwifi環境を作るためには必要なものなのでお考えください。Googleだとこんなものです。 https://store.google.com/jp/product/nest_wifi
もっといい方法は「有線」です。特にセミナーやプレゼンで話す方の人は有線がお勧めです。有線のLANケーブルを室内に設置するには、工事か少なくとも日曜大工程度のことを想像しますが、そんな大掛かりなものでなく会議時間中だけルーターからPCまでの間をLANケーブルでつなぐと言うだけです。LANケーブルか比較的安いケーブルで、かなり大きなお宅でも100mもあればつながるでしょうし、通像は30mぐらいで十分でそれだと3000円程度です。
 
そもそもルーターは近年大きく進化しています。もし2年以上前のルーターをお使いでしたら、それを新しくするだけでかなりの速度向上があるかも知れません。通常のインターネット回線が光なのに、そのwifiルーターがボトルネックになって、通信速度を落としているというケースがあります。
通信速度の計測も今はアプリなどは要りません。
このようなサイトで計測してください。https://fast.com/ja/
これで40mbps前後がzoomの会議で十分です。ただし元の回線が光ならできたら100mbps弱程度がほしいところです。
 
最新の5G(第5世代の方)対応のルーターというものもあります。
これは現行の4G回線より速い、プレミアム4Gという回線を使っているので、対応エリア内なら実効400mbpsまで出ます。(手元でさっき460mbps出ました)話題のNURO光が400mbps~ 5Gが430mbps~ ですからもうその域に達していますが、これだと買ってから設置して電源入れるだけなので、もちろん工事がいるはずもありません。「とにかく早く、速くしたい」(文字通りの意味で(笑))という人はこれをお勧めします。
カメラもマイクも「ちゃんとした」ものにしても、回線がちゃんとしていなければ台無しです。
話の内容にいくら説得力があっても、時々途切れる回線では聞きづらいだけです。
これも「身だしなみ」と考えて、スーツやネクタイを選ぶように選びましょうね。 

 

 

 


積 高之 

seki@sekioffice.jp

京都積事務所 代表 株式会社リリク シニアコンサルタント

経営管理修士(MBA)  上級SNSエキスパート・上級ウェブ解析士・ITコーディネータ

広告・ブランディングの職務を経験後、コンサルタントとして独立。

大手子供服SPA,酒販小売業チェーン、保険代理店などの顧問・コンサルタントを歴任。 現在契約中の顧問先は30社以上。ITだけでなく小売業・広告業の実務経験を通じ、リアル ビジネスのマーケティングをベースにしたコンサルティングが好評。 関西学院大学大学院経営戦略研究科卒。