・日時:2024年3月16日(土)13:30~16:30
・場所:オンライン
お申込み:https://peatix.com/event/3848756
主催:ITコーディネータ京都塾
中小企業でもDX推進への取り組みが進みつつありますが、大企業を含めまだまだ両利きの経営でいうところの左側、現行ビジネスの効率化にとどまっているところが多いです。
ただ、DXの目的である「デジタルを活用した新たな顧客経験の創造」はすぐに実現できるものではなく、段階を踏んで進めるべきものであるということも分かりつつあり、大手企業ではそのような認識を踏まえたDXロードマップを含むDX戦略を設定し公表しています。
そこで、今年度最終回となるITC京都塾では、DX推進役として知っておくべき、下記の4つの課題について皆さんとともに学んでいきたいと思います。
<概要>
1.大手企業のDX戦略の研究
以下の企業のDX戦略について学びます。人材戦略では昨年度実施したデジタルスキル標準との対比も行います。
旭化成 ← いろいろな企業のお手本になっている
カゴメ ← レガシーの刷新にも取り組んでいる
三越伊勢丹 ← 日本でもっともDXが進んだ百貨店
富士重工 ← デジタルスレッドへの取り組み
2.デジタルプラットフォームの構築事例(技術寄りの内容)
DX推進に必要となるデジタルプラットフォームの構築事例を学びます。AIにつながるデータ基盤とマイクロサービスを基本とする開発基盤が整備されているのですが、いくつかの企業の構築事例を学びます。
3.ノーコードAIの体験(予測系)
多くのDX戦略では、全社員デジタルスキルを身に着けるということが謳われていますが、そこで良く使われているのが、ノーコード系のAIツールです。
今回は文系人材のための予測系AIツールとして多くの企業に導入されているSONY Prediction Oneの利用体験をします。
データだけを準備するだけで予測系AIを作ることができますが、その簡単さを実感して頂きます。
4.デジタルガバナンス・コード
企業のDX戦略のもとになるフレームワークが政府から「デジタルガバナンス・コード」として発行されています。DX推進役としては当然知っておくべきものです。以下の2つについてどのようなことが書かれているのかを学びます。
・デジタルガバナンス・コード2.0
・中堅・中小企業等向け「デジタルガバナンス・コード」実践の手引き