開催日時:3月7日(土)13:30~16:30
会場:Zoomオンライン
講師:宗平 順己
ITコーディネータ京都 理事
武庫川女子大学 共通教育部 DX研究室 教授
資料:参加者にダウンロードリンクをPeatixからメールで送ります。
2025年度のITC京都塾です。
日本のDXの取り組みの現状は、DX動向2025の1.1概要に以下の様に記載されています。
「目的と成果は「コスト削減・効率化」に偏重: DX の目的はコスト削減、リードタイム短縮などの業務効率化、生産性向上が中心である。その結果、DX の成果においても米独に比べて遅れをとっている 。特に、新規ビジネスの創出やビジネスモデルの変革を実現する「デジタルトランスフォーメーション」に分類される項目では、多くの企業が成果を出せずにいる。」
この指摘はDX白書2021の時からであり、4年たっても状況が改善していないことを示しています。
デジタル技術を業務効率化、生産性向上に使うのはIT化の延長線上であり、厳しい言い方をすると、ITをデジタルに置き換えただけで、DX推進に必要な取り組みが十分にできていないことを示しています。
DXの取り組み、特に日本において、両利きの経営が不可欠です。
本セミナーでは、日本企業の先進的な取り組みも参考にしながら、米国の最新のDX推進のフレームワークをいかに日本企業に適用するのか、その具体的なDX戦略策定フレームワークとその適用事例について紹介します。
--- 内容 ---
1.日本企業のDX取り組みの現状
DX動向2025を中心に過去のDX白書などとの比較を通じて、日本企業のDX取り組みの現状と日本企業の抱える深い課題について理解します。
2.米国のDX推進フレームワークの紹介
MIT Sloanの「Leading Digital(2014)」「Designed for Digital(2019)」「he New Elements of Digital Transformation(2021)」で紹介されているDX推進のフレームワークとその変遷について紹介します。なお、この段階で生成AIは登場していないため、AIとしては機械学習系AIのみが取り込まれています。
3.日本の先進企業の取り組み
日本のDXの取り組みの多くは旭化成の取り組みを参考にしていることから、旭化成のDXの取り組みからいくつかの企業のDXの取り組みについて紹介し、DX推進のロードマップ作成のポイントについて理解します。
・旭化成
・カゴメ
・ベイシア
・富士重工
・テルモ
4.両利きの経営のためのDX戦略策定フレームワーク
MIT SloanのDX推進のフレームワークと日本流のDX推進ロードマップを組み合わせたDX戦略策定フレームワークについて紹介します。IT投資マネジメントで使用する情報資本ポートフォリオも組み込むことで、EAの設計が組み込まれています。
5.DX戦略策定フレームワークの適用事例の紹介
主に製造業向けの適用事例を紹介します。
6.生成AIの戦略的な活用
効率化ではなく、攻めの生成AIの活用方法、特に機械学習AIと生成AIを組み合わせる先進的な取り組みについて紹介し、DX戦略策定フレームワークへの取り込み方法について説明します。
以 上



